NO.6 #9 あさのあつこ
おはようございます。
読書感想文のようなことを
ちょっと書いてみようかな。
今年度に入ってから
友人に薦めてもらい、読み始めました。
本好きの私。本屋さん巡りが大好きな私は、この本の題名は見たこと何度もありましたけど、あまり興味も湧かず、あさのあつこさんの著書も読んだことがなくて。
友人とNO.6の話になったのは
私が、Aimerさんの「六等星の夜」がNO.6のEDだったと話したからだったと思います。
そして友人がアニメを観ていたと言ったので興味を持ちました。
あまりSFが好きでは無いです。
架空世界を舞台にしたような作品は
すぐ読めなくなってしまう私ですが
これは何故か読めましたね。
かの有名な図書館戦争を僅か2ページで諦めた私が。
ファンタジー(妖精とかモンスターが出てくるもの)は、そういう世界だとして読めるのです。
でも近未来をテーマにしていると、人間が今の人間とは違う、その違和感が駄目なんです。
私は登場人物に感情移入して読むので
今現在の世界じゃないとなかなか。。。
さて。本題のNO.6の感想。
簡潔に言うなれば
のめり込んだ。
#5#6あたりは、1日一冊ペースでした(笑)
正直、この#9は、物足りなかった。最終巻なのに、最後の方、追われたようにバタバタと話進んでいて
細かい内容が謎のままなんです。あ、もちろん、表現はしてあるけど、描写が無い。
一番濃かったのは
#8かな。読後感がどっさりしてました(笑)
紫苑とネズミのその揺るがない関係が
紫苑のネズミへのひた向きさが
私にも欲しいものだと強く思い、色々考えさせられた。
シリーズ通して好きなのは、ネズミの優雅さもさることながら、紫苑が動物たちと親しくしているのも、イヌカシと力河さんの毒の吐き合いも
キャラクター同士が決して思い合っていない、チグハグな感じで話が進むところ。
キャラクター個々の個性も、濃いのに主張しない。
なんか、マイルドだった。
やっぱ最後は物足りなかったけど、言うなれば最終巻なのに続きが気になる
って感じです(笑)
mint