みんとの徒然 読書日記。

徒然日記です。読書日記。

『陽だまりの彼女』越谷オサム

‪読み終えた。‬ ‪序盤から中盤にかけての恋愛小説感が‬‪途中から不安と悲哀に満ちて‬‪ミステリーになって‬‪最後また別の小説になった‬ ‪着地点は全く予想してなくて‬‪え、こういう感じ?‬‪という気持ちにはなったけれど‬‪でも主人公と"陽だまりの彼女"の‬‪最…

『アリアドネの弾丸』海堂尊

こういう言い方が正しいのかはわからないが、この一冊は海堂尊の作品を愛している人にしかわからないものがある。 登場人物についてもそうであるが、白鳥さんの啖呵の切り方、高階病院長の偉大さ、シオンさんの素晴らしさ。 この物語はメディカルなのか、ミ…

『螺鈿迷宮』海堂尊

元々海堂作品は読んでいた。 バチスタシリーズが追いつき、『ジーン・ワルツ』、『マドンナ・ヴェルデ』を読み終えた私は海堂作品を離れた。 たまたまBOOKOFFで『モルフェウスの領域』を手にし、読んで再び海堂ワールドに引き込まれた。 その次にBOOKOFFへ行…

『夜のピクニック』恩田陸

恩田陸作品は以前から度々読んでいて 常野物語シリーズは全て読んでいるし、六番目の小夜子も素晴らしい作品だったと記憶している。 通常長編小説というのは、主人公が仕事に追われる中で運命の人に出逢い、恋に落ち、問題に直面し乗り越え、晴れて結ばれる…

『イニシエーション・ラブ』乾くるみ

この本には、本当に驚かされた。 必ず二度読みたくなる というのがこの本のキャッチフレーズであるが 本当に二度読みたくなった。 読んでいくことはそんなに難くない。 いたって普通の恋愛小説。 私からしてみれば少々捻りの少ない 言い換えればドロドロして…

『ありふれた愛じゃない』村山由佳

そういえば読書ブログを作ろう、と思い立ち、昔日記と併せて書いていたなと思い出す。 でも読書のみのブログを作りたい。どのサイトにしよう。 以前はてなブログを使っていたな。とりあえずアカウント開いてみよう。 …と開くとびっくり。読書ブログが開いた…

『無伴奏』小池真理子

音楽をやるものとして、興味を惹かれる題名。島清恋愛文学賞を受賞した本を片っ端から読んでみたいと思っているのだけど、なかなか欲しい時に欲しい本は見つからない。小池真理子さんや林真理子さんの作品をあまり手にしたことが無かったので、初めて小池真…

『君の膵臓をたべたい』住野よる

『君の膵臓をたべたい』住野よる大学の友人に借りて読んだ。そうね。確かに甘さというか、まだ熟れていない筆致のような気はする。だけれど、主人公とキーパーソンの会話は愉快だし、何より、主人公の感情がわかりやすい。 悲しいお話だった…

「眠れぬ真珠」石田衣良

2015/03/09 20:51:43眠れぬ真珠:石田衣良。。愛すべき傷…傷なんか愛されないほど沢山ある。繊細に言葉を扱える男性これは、よくわかる。私の含んだ言い方を汲んで更に含ませて言葉を紡ぐ人はどんな内容であれ話をしていて楽しい。「眠れぬ真珠」著:石田衣良 …

「放蕩記」を途中まで読んで。

2014/11/28 9:08:28の記事です。何故私が、途中までしか読んでいない本について書こうと思ったのか。それは、この本をこの先読み進めるのが少し怖いから。発売日、手に取ったこの本を、近くの喫茶店で昼食を摂りながら少し読み進めた。村山由佳さんの作品は…

NO.6 #9 あさのあつこ

2014/07/25/6:40:00おはようございます。読書感想文のようなことをちょっと書いてみようかな。これは、フジテレビ「ノイタミナ」でアニメ化されたものですね。今年度に入ってから友人に薦めてもらい、読み始めました。本好きの私。本屋さん巡りが大好きな私…

つれづれ、北野坂探偵舎シリーズ

読書記録を、気が向いたので付けようと思う。ネタバレ含みます。手始めに先程読み終えた『つれづれ、北野坂探偵舎〜トロンプルイユの指先』について。これはシリーズ第五作目?なのだが、現実ではない世界に紛れ込んでしまう。紫色の指先は一体何者なのか。…